ちがさき丸のお客さまは、和気あいあいと会話を楽しみながら釣る方、黙々と求道者のように釣る方など、船上での楽しみ方は人それぞれ。
釣り方も人それぞれですが、ベテランさんも初心者さんも、ここはひとつ“名人”との呼び声高い方々の話を聞いてみませんか?
一匹でも多く魚たちと出会うためのヒントが、必ずあるはずですよ!
手返し重視で2本針、チモトにはケイムラと蛍光のビーズ玉を使います。ビシはヨコ目ビシですが、上中下1本ずつ目を抜いてコマセを出やすくします。潮いろによるエサの使い分けも大切ですね。
アマダイ釣りはこまめなタナ取りが基本ですが、私のこだわりは、オモリが着底したらすぐにタタキを4~5回入れることです。砂を舞い上げて、魚の注意を引きつけられるんです。
なんと言っても、船長の指示ダナに合わせるのが基本です。あとはコマセが十分に出るように調整することと、針を小さめにすることが良い釣果を上げるポイントだと思ってます。
初心者の方はもちろん、エサつけも不要なので女性にも楽しんでいただけるんじゃないかな。海面から何mという船長の指示ダナまで仕掛けを落としたら、上下にやさしく誘ってみてください。
針のチモトにパールビーズは絶対です。これだけでも反応は大きく変わりますよ。ジャリメは、頭を切って2cmほどにしてつけます。エサは1キャストで交換するので、私は一日5パックは使うんです。
ピチピチのイワシを棚で泳がせる。これに尽きます!!!!
ハリスは悩み所ですが、イワシの泳ぎを優先し、1~1.2号を使用。
当たりがあったらテンションキープし、針掛かりを待ちますが
食い込みが悪ければ途中で、テンションを抜いて
くわえ直す間を与えるのも効果的です!!!
魚へのアピールを重視していますので、人よりは多く短めにスッとしゃくります。また、平場は根がかりがないので少し長めに待つ、など場によって変化をつけることも大切です。
3分に一度はコマセを入れ替えて、エサをチェックします。手返しの良さは大事ですが、私のこだわりは針にオキアミカラーを使うこと。エサを取られた状況が歯型でわかるんです。
簡単にアタリが来る魚ではないので、その一発を逃さないよう一日手持ち竿で辛抱するのが私流です。あとはコマセは大きく1回だけで撒き切るようにし、針は管付きは使いません。